1月ももう半ばですね。
お正月が過ぎ、成人の日も過ぎました。
今日は成人に関連して、親知らずについてのお話です。
親知らずは、智歯(ちし)とも呼ばれ、通常前から8番目に生えてくる奥歯の事です。18歳前後~20代前半に生えてくるケースが多いです。
親知らずは抜くべき?
なんで抜くの?
なんで痛むの?
患者さんから質問事項も多いので、お答えします!
1,「抜いた方が良いの?」
親知らずが真っ直ぐに生え、歯磨きが出来るスペースがあり、清潔に保てているケースなど、抜く必要性のない親知らずもあります!
必ず抜かなければいけないわけではないのです!
2,「じゃあ、抜くべき親知らずはどんなもの?」
親知らず周りで汚れ(プラーク)が溜まると、その細菌が原因として、親知らずの周辺の歯に虫歯を作る事、また歯周病を進めてしまうことがあります。
基本的には歯磨きが難しく、汚れが常に溜まりやすい親知らずの場合、予防として抜歯を勧める事があります。
3,「何故痛むのか?」
歯科における痛みの原因の多くは細菌感染によるものです。
親知らずも例に漏れず、汚れが溜まり不潔になりやすい為に"細菌感染"を引き起こすのです。
親知らずはよく半分埋まっていたり斜めに生えていたり、、
特に磨くのが困難なケースも多いですね^^;
磨けなかった汚れ(細菌塊)が歯茎を腫れさせ、一種の歯周病のようになり痛みが発生するのです。
また親知らずの痛みの原因は細菌感染だけでなく、"噛み合わせ"が原因となっている事も少なくありません。
親知らずの生え方、
患者さん毎の歯磨きの仕方、
噛み合わせの問題、、
等々考慮した上で、"抜歯"した方が良いかの判断をします。
親知らずに限らず、口腔内の事でお困り事がありましたら、是非一度、お気軽にご相談ください(*^o^*)