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VOL.7 「予防歯科∼ こども編 ∼」

前回に引き続き、CBCラジオの人気番組「石塚元章ニュースマン!!」内「歯っと驚く予防歯科最前線」のコーナーでお話した内容の中から、こどもの予防歯科についてお伝えします。ラジオでは10月27日にマタニティ歯科と共にお話した内容です。

前回の記事でお話したように、こどもの歯は妊娠7週目ごろからつくられ、生後6か月ごろに下の前歯から生え始めてきます。患者さんから「こどもがいるんですが、いつから歯医者に連れてきたらいいですか?」と質問を頂くことがとても多いのですが、歯が生え始めた6か月ごろが歯医者さんデビューに最適です。まずは歯医者が怖い場所ではないと慣れてもらうことが大事です。万が一治療が必要になっても、トラウマになって歯医者そのものを嫌がってしまうか、信頼して治療をさせてくれるか、親子に負担が軽いのが後者であることは明白ですよね。

少し話が逸れましたが、生まれてからのケアについてお話していきますね。
まず、赤ちゃんの虫歯の原因に寝る前のミルク・母乳があります。離乳食で砂糖を含む食品や果糖を含むフルーツを摂りはじめることで、授乳による虫歯のリスクが高くなります。1歳6か月ごろの卒乳をおすすめします。そして、卒乳の時期にはじめて欲しいことが歯医者でのフッ素塗布です。3か月ごとにフッ素塗布をすることで、むし歯予防に効果的です。当院では、フッ素塗布後の嫌な後味がしにくいリンゴ味の塗布剤を使用しています。

また、フッ素塗布と並んでおすすめしたいのがシーラントです。シーラントとは、奥歯の溝に液体状のフッ素を流して固める予防法のことです。6歳ごろに生えてくる6歳臼歯(正式名称は第一大臼歯といいます)が特に虫歯になりやすいので、シーラントをあらかじめしておくことでむし歯の治療を避けることができます。

その他には、指しゃぶりをしている場合、4歳までに卒業できるようにすること、8歳9歳ごろまでは仕上げ磨きをしてお口の状態をチェックしてあげることをおすすめします。すぎうら歯科クリニックには、キッズルームが2部屋ありますのでご兄弟での受診も気軽にできます!!

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